この記事を書いているのは4月5日です。今が一番桜が綺麗な時期ですよね。先日久しぶりに実家に帰省しました。今回は創薬とかプログラミングとかから離れて、桜を見て来たという話です。
帰省先は秩父市
私の実家は埼玉県の秩父市にあります。最近では東京から気軽に行ってこれる観光地として、ちょくちょくテレビでも紹介されるので、秩父市をご存じの方も多いかもしれません。池袋から西武鉄道の特急に乗ると1時間半程度で秩父に行けるので、休日にやる事が無い東京在住の方にとっては日帰り観光できてお勧めです。私は現在京都市に住んでいるので、秩父に帰省するとしたら大型連休の時ですね。しかしながら、先日年休を取ったので秩父に帰省することとしました。4月の始めという中途半端な時期に帰省するのは京都市に住むようになってから初めてでした。
地元で見る桜
私は秩父には西武鉄道に乗って終点の西武秩父駅まで行きます。西武秩父駅から少し歩くと慈眼寺というお寺が見えてきます。地元の人達はよく「十三番」と呼んでいます。というか慈眼寺という名前を出してもどこのお寺なのかピンとこない人の方が多いかもしれません。そのお寺に2本の桜があって綺麗に咲いていました。
慈眼寺には幼稚園が併設されていました。現在は別の場所に移転したみたいです。秩父幼稚園という名前なのですが、私はその幼稚園に通っていました。昔はちょっとした遊具も設置されていたこともあり、このお寺は子供たちの遊び場になっていました。友達と外で遊ぶときは「十三番に集合」というのが定番でした。今ではお寺の敷地内で子供たちが遊ぶということは無いのではと思います。子供のころは何とも思わなかった桜ですが、年を重ねてから見ると感慨深いものがありますよね。
長瀞の桜
秩父に帰省して驚いたことがあります。先ずは以下の写真を見てください。
これは御花畑駅という秩父鉄道の駅の改札です。なんとPASMO(交通系ICカード)が使えるようになっていました。以前の秩父鉄道ではICカードはおろか、自動改札すら無かったのです。そのため切符は硬い厚紙で出来ていて、改札ではその切符を切ってもらっていました。田舎の鉄道とは言え、東京から遠く離れていない場所で昔ながらの改札というのは珍しかったのですが、時代の変化には抗えないということなのでしょう。
長瀞は秩父観光では定番となっています。春は桜並木が綺麗です。長瀞駅から野上駅にかけての道沿いに桜が植えられていて、見頃でした。
私が行ったときは観光客も少なく非常に良かったです。私個人の意見として、どんなに綺麗な風景でも観光客でごった返していると台無しと思っています。例えば春の京都では見事な桜を見ることはできますが、とにかく人が多すぎて疲れてしまって桜どころでは無くなります。そいうい意味では観光客がいない中で桜を十分堪能できました。
懐かしい気持ちというのはストレス解消などメンタルに良い影響があるらしいです。確かに地元の桜を見て、子供の頃を思い返してみて、リフレッシュできたと感じます。みなさんにも自分が卒業した幼稚園や小学校の桜を見てくることをお勧めしたいと思います。色々と思い出が蘇ってきて懐かしい気持ちになれることでしょう。
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